レントゲンの見方

歯科用レントゲンの種類(3種類

  • デンタル
  • オルソパントモ
  • CBCT

デンタルは口の中にセンサーやフィルムを入れて歯1本から3本程度を撮影するレントゲン。オルソパントモは上下の歯や顎がズラッと並んだ状態で撮影できるレントゲン。CBCTは歯科用のCT。最新のレントゲンはCBCTですが、金属、根管充填材の様なレントゲンで白く映りやすい物体の場合、それそのものが実態より大きく見える事。又、周囲に花火が散ったような散乱線を放射した様に見えます。これをアーチファクトと呼びます。よって、その様な現象が無いデンタルやオルソパントモも今でも必要です。但し、デンタルやオルソパントモだけで、根の先の状態を判断、診断する事は困難です。よって根管治療を行う場合の評価としてはCBCTは必須のレントゲンです。

大臼歯(奥歯)の根管治療の際には、抜髄処置でもCBCTは事前に撮影して、歯の形態を知っておく事が大事です。

根管治療後の病変はレントゲンでどう見えるか

X線は、金属の様な硬く密度の高いものは通過できないので、レントゲン画像として白く見えます。逆に何も遮るモノが無い場合は真っ黒に映ります。その中間が灰色になるのです。それも物質や組織によってどれくらいの灰色になるのかが決まっているのです。例えば、歯はエナメル質は白っぽい灰色に見えます。そして歯の周囲の骨は均一は灰色に見えます。

ですから、歯の周囲に何か黒っぽい部分が見える場合は、骨が無いな!と分かるのです。

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