一見、しっかり根尖まで充填されている様にみえても。。。
30代 女性
ブリッジの入っている土台である歯に大きな歯根嚢胞がみられました。抜歯となってしまうと、インプラントをするにも、骨造成が必須となると思われました。しかし、CTによると根の先まで充填材が入り、それほど不適切な根管充填では無いと思わました。よって根の先付近で歯根の破折も考えられました。そこでケースルクト法によって治る確率は6割と言う事をお示しして治療を行いました。
その結果8か月後には、骨の再生まで見られました。
考察
ケースルクト法による根管充填は根尖の閉鎖が確実なために、治ると思われました。
歯根嚢胞と言われて、口腔外科に紹介されてしまうと、歯根端切除か抜歯になります。なぜならば、外科だからです。そもそも内科的な根管治療で治す事は扱っていない診療科だからです。
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