症例2  抜歯と言われた前歯

上あごの前歯

30代 男性 東京都より来院

東京都から来院された患者さん。10年前に前歯の根管治療を受けた部位が、年末より腫れだしました。近所の歯科医院を受診したら、口腔外科を紹介されました。口腔外科では抜歯の宣告を受けられました。そこのこの患者さんは必死にネットを検索して小机歯科医院に来院されました。レントゲンによると大きな歯根嚢胞を思わせる画像が観察されました。正直、この様な大きな歯根嚢胞はケースルクトで80%治るとは言えず、治って50%と言う事で治療をしました。治療回数は1回。1年後のレントゲンでは、歯根嚢胞はなくなり、骨にほぼ置換されていました。歯科常識としては、歯根嚢胞は外科的に摘出するしかないと教わっています。しかし、ケースルクト法では治ると思われます。しかし、残念な事にそれを証明する事は出来ません。なぜならば治療前に外科的に組織を摘出して病理検査をする訳には行かないからです。

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